2007年04月13日

花粉症に思う〜その6

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


欲望にブレーキのかからない人間は
いったいどうすればいいのだろうか。


患者のTさんとの話は花粉症から
だんだん話が広がってきた。

「もうちょっと対処法を教えてくださいよ」

ほどほどで十分いいと考えることですね

「ほどほどですか」

「その線をつくるのは
欲望に限りがないだけむずかしい。
でも自然体でものごとに接してみてください」

「自然体ですか?」

世の中に存在するすべてのものには
存在するだけの意味、価値が必ずある。
そう考えてその存在を素直に
認めてあげてください


それが自然体で物事を
受け入れるということですね


「存在が素直に認められたら
直そうとか壊そうとか思わないはずです。
そうすると自然界も捨てたものではなく
むりなく適度に快適に過ごせるように
なるかもしれませんよ」

「人間の身勝手で自然界を壊してしまったという
事実はもう消せないですよね。
だったらせめて少しでも自然に寄り添うように
ほどほどでいいと生きていくことくらいしか
いまやできなそうですね、私たちは」

「自分たちがつくったもので
自分たちが負けてしまうというのは
いかにも無力でひ弱な人間らしい話です」

「これだけ便利になってしまったら
時計の針を逆に回して
昔に帰ろうとしてもむりですね」

「だとしたら少しでも意識を変えて
破滅の速度を遅くすることです」

「人間はもうそれくらいしか
できないんでしょうね」

文明や科学の恩恵は確かに大きいです。
しかし物事は必ず表裏一体です。
得たものだけ失うものもあります


「でも先生、なかなかそこには
目を向けられないものですよね」

「ある意味、人間はヒトという一種類です」

「動物はそれぞれたくさんの種がいますね」

「でも人間は一種類。ということは
ひとつの攻撃ですべて倒れてしまうという
危険性をはらんでいます」

「いくつか種類があれば全滅させるには
それだけ多様な攻撃が必要とされることが
あるかもしれませんね」

「じつはそうした種の多さも
自分たちを保存しようとする
本能のなせるわざなのでしょう」

「そういうことを考えると
人間は本当に弱い動物ですね」

「それを自覚して
自然に寄り添うように生きていくことです

本来、弱いものが文明や科学の力で
自然や周囲をねじ伏せ
強いものとして君臨しようとしているんですね


そこにはむりがあります。
むりは決して長続きしません


「ほんとうですね。よくわかりました
これからは少し自然を意識して
暮らしていくようにします」

自分は弱い存在であると思えば
生きていることに感謝する気持ちが
自然とわいてくるはず。


そこでむりせず自然体で生きていこうとすること。
それができたら少しは健やかな生活を
手に入れることができるかもしれない。

長い間、おつき合いいただき
ありがとうございました。



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タグ:花粉症
posted by ANDO at 13:19| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | カラダは自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする