そのことを患者さんと話しています。
「先生、そういえば病気にも気の文字がはいっていますね」
「カラダの具合が悪いというとき、大半はココロの疲労から来るんです」
「カラダの疲労ではなくてですね」
「ココロが弱ると、カラダの声に気づかなくなります。
物理的に空腹でなければいけない時間でも、ココロがそれに気づかない。
ココロが素直に対応できないんです」
「ピュアでもナチュラルでもないんですね」
「本来持っているはずのカラダの機能が失われてしまうんです」
「驚かされてドキドキするなんてのも、カラダの健康にはよくなさそうですね」
「たとえば、ことさら大げさに書いた病気の記事を読んだとします。
症状に少しでもあてはまることがあると自分は病気かと不安になり、
平常心が失われてバランスが狂ってくる」
「はい、そうですね」
「すると、カラダの本来の機能が失われて、本当に病気になってしまうんです。
本当は人間のカラダには、素晴らしい機能が備わっているんです。
だからこそ100年近くも生きられるんです」
「確かに寿命の長い動物ですよね」
「ココロのバランスの狂いが、カラダの機能に影響を与えてしまうんです。
逆に言えば、ココロが天然で、素直だったら機能が発揮されるので健康に暮らしていけるんですよ」
「ココロの病とかいいますけど、それはひとつではなくて
すべての病にココロが関わっているみたいですね」
「誰でも大なり小なり不安感があったり、日常生活でストレスを感じたりしています。
それは仕方のないことですが、その不安感が度を越してしまうと
カラダのバランスが狂ってしまうんです」
「でも、今の世の中、不安感をあおるニュースばかり聞こえてきますよ」
「情報過多の弊害でもありますね。
ココロのバランスがとりづらくなっています。
でも、少々不安感を覚えても、そこでピュアにナチュラルに受け止めて
バランスをとっておけば、健やかに暮らしていけるんですよ」
「わかりました。ありがとうございました」
皆さんも長い話に、お付き合いいただき
ありがとうございました。


