足裏健康研究所主宰 安東春樹です。
私のところには、
腰が痛いとかひざが痛いとか、
自覚症状があってその治療に訪れた患者さんが
体調が回復してからも、定期的にカラダのメンテナンスに
通ってくるケースが多い。
足裏を中心にマッサージを施すと
その人の体調が手に取るようにわかる。
自覚症状が出る前に悪くなるきざしの出ている部分をさがしあて
そこのコリをほぐしておけばおおごとにならないですむからだ。
そんなメンテナンスに定期的に通ってくる患者さんは
体調がいいときほどマッサージの途中でうつらうつらしてくるもの。
今日の患者さんもそうだった。
「先生、なんだか眠くなってきますね。
この眠くなってくる瞬間って、とても心地いいです」
そんなことを言う。
それで“人間がいちばんホッとするとき”の話になった。
「人間の精神がいちばん健やかな状態は、どんなときだと思いますか?」
「先生、それっていちばん、ホッとするときっていうことですかね」
「ええ。それは、今みたいにまどろんでいるときの精神状態、
何も考えていない状態なんですよ。
リラックスして眠りに落ちる直前」
「布団の中とかソファとか安楽椅子とか、
リラックスしている姿勢でゆったりしていて、
だけど眠ってしまってはいない──
そんな感じですね」
「大事なのは何も考えていない状態というところです」
「難しそうですね」
「なにかひと区切りついたときでないと、そうなりません。
継続案件があったら精神が
何も考えていない状態にはなりませんから」
「そういえば、なにかひと区切りつくと
背伸びをしたりフーッと息を吐いたりしますね」
「何も考えない状態が、ココロがいちばん解放されているとき。
その解放感が背伸びなどの形に出るんですよ」
「ココロが解放された瞬間ですか」
「それがココロにとって健やかな状態なんですが
現代の日本人にとってその瞬間、その状態が
まったく足りていないんですね」
「それはどういうことですか?」
患者さんの質問を受けて
ココロを健やかに天然に保てないとはどんな状況で
なぜそうなってしまっているのかという話になった。
また、長くなるので次回から数回に分けて
話をさせてもらおうと思う。
状況をあれこれ話すうちに
進むべき道、とるべき道が
見えてくるということはよくある話。
ココロを天然に保ち
カラダは自然体で
健やかに暮らしたい。
そんなふうに考えているみなさんに
ぜひ読んで欲しいと思っている。
おつき合いよろしくお願いします。
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「安東春樹の足裏健康法『カラダは自然、ココロは天然』」(ID:0000191347)
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