足裏健康研究所主宰 安東春樹です。
現代人の多くが悩んでいる
肩こりについて
患者さんと話が続いている。
「先生。肩が筋肉疲労でこっているのと
ストレスが原因で内臓も含めて
こりが生じているような場合の違いを
見極める必要があるんですよね」
「原因が違うところにありますからね」
「それが同じ肩こりに思えてしまうのは
どうしてなんでしょう?
内臓までこっているほうでも
肩こりしか自覚できないのはなぜですか?」
「人間は内臓の神経よりも
カラダの周囲を取り巻く
外側の神経のほうが鋭敏なんですよ」
「なるほど。だから内臓にも肩にも同じ程度の
こりが生じていたとして
肩や首のこりは感じやすいし気づく。
肩だけがこっているように思えてしまうんですね」
「筋肉のほうがこりやすいというのも
もちろんあります」
「それはなぜですか?」
「そもそも筋肉はカラダのあらゆる部分、
あらゆる動作に対応するようにつくられています。
それに対して、内臓は自分の役割しか果たさない」
「それはわかりますね」
「ストレスがかかり、
緊張すれば筋肉はすぐに固くなり
動きが鈍くなって
スムーズに動かなくなる」
「普段とは違う動きですね」
「筋肉が緊張し
血行などの流れが滞るんです」
「こりは肩や首に出ることが
多いですよね」
「緊張するとまず頭が止まるんです。
精神的に不安になるようなことを考えると
意識が集中してくるんです。
すると頭が止まって固定される」
「頭が人間のパーツの中で
いちばん重たいと聞いたことがあります」
「確かに頭がいちばん重いので
そこを固定しようとしたら
頭を支える首、肩がもっとも
緊張の影響を受けるんです」
「それで肩がこるんですね」
「精神的な圧迫は脳にいきます。
嫌なものは脳が拒否しようとします」
「拒否はストレスですよね」
「嫌いな食物を目の前に出され
それを食べさせられようとする。
それを拒否することがストレスになる」
「結果、肩や首がまずこるんですね。
同時に鈍感で自覚症状は現れにくいですが
内臓にもこりが生じている。
それが私の聞いた
内臓から来る肩こりの正体というか
正確なところだったんですね」
「実際には、そういう肩こりのほうが
圧倒的に多いんですよ」
「ストレスは多いですからね」
「前にも話したかもしれませんが
人間はもともとわがままな存在です。
好きなことだけやっていれば
ストレスはありませんが
それは不可能な話です」
「結局、妥協して受け入れることが必要になり
ストレスがかかってしまうんですね」
スムーズに血行が流れて
代謝が行われていれば
よどみない流れの川の水が澄むように
自然治癒力が発揮されて
こりはほぐれていくのだが
流れをせき止めるくらい
こりがたまってしまえば
それをほぐすために治療が必要になる。
そのときに原因を見誤らないためにも
肩こりがストレスから起こることを
知っていて損はないだろう。
とりとめない話にお付き合いいただき
ありがとうございました。
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「安東春樹の足裏健康法『カラダは自然、ココロは天然』」(ID:0000191347)
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