足裏健康研究所主宰 安東春樹です。
「先生、高校の必修科目履修漏れ問題、
どう思いますか? 本当にひどい話ですよね」
今日、訪れた患者さんが話し出した。
かつて大学時代に教員免状を取得。
就職時には予備校事務職員を
目指したこともあるとかで
(なんで教員を目指さなかったのかという
ちょっとした疑問はさておき)
教育問題には関心があるそうだ。
「いちばん人間性を形成するのに
大事な時期だというのに
なぜ、結果を出すことだけを
問うような行動を認める行為を
教育の現場である高校がするんでしょう」
患者さんの怒りは続いている。
「何が目的か、何が中心かを
勘違いしているんですよ。
受験が目的、受験が中心になっています。
でも本来の目的であり中心とすべきは
子供たちに適切な教育を
与えることですよね」
「この手の高校は“生徒のため”と言いながら
自分の高校のネームバリューを上げることだけ
考えているとしか思えません」
「人格形成にとっていちばん大事なときに
本当に必要なことを教えず
結果だけを出せばいいと教え込んで
社会に放り出そうとしてますね」
「でしょう?」
「人間だって動物だって
ある時期、一定の時間をかけて
しつけることが必要なんです」
「それがないから
昔では考えられないような事件が
あたりまえのようにあっちこっちで
起こるんですね」
「こんどの履修漏れのような問題は
昨日、今日、突然起こったわけじゃないですね」
「結果を出すことだけを問う。
プロセスを大事にしない。
むしろプロセスを大事にすることを
理解させるのが教育ではないですか」
「たとえば小学生に株取引を教える。
そこできちんと意味を教えないと
子供たちは金を稼ぐということの本質を学ばす
収益という結果だけを
目指すことになりかねません」
「そうですよ。大原則は
汗をかいて報酬を得るですよね」
「働かざるもの食うべからず、という
言葉がありますよね。
働くことが画面上だけで行われるような
安易なことであるかのような印象を
与えてはまずいですね」
「とくに子供は物事の全体像を
把握しているわけではないんですから」
「だから詐欺事件が増えているんです。
物事の本質をつかめない」
「楽して結果が出ると思っているから
おいしい話に疑いを持たないんですね」
患者さんの怒りはまだまだ続いている。
しかしこうした問題が起こるような社会が
現代人の健康に影響を与えているのも事実。
もう少し患者さんと一緒に
考えを進めていこうと思う。
次回もお付き合いください。
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「安東春樹の足裏健康法『カラダは自然、ココロは天然』」(ID:0000191347)
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