2007年11月02日

秋も深まって思うあれこれ〜その1

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


「先生、猛暑がついこの間のことのように
思えるんですけど、気づいたら、すっかり
秋が深まっていますね」

いつものTさんとの四方山話だ。

「先生、日本のように様々な季節が
順番に訪れてくるよりも
一定の気候が一年続くほうが
カラダにいいような気がするんですけど」

Tさんが質問してくる。

「一年中、一定といってもよしあしですよ。
年中、乾燥している、年中、湿気が強い‥。
こういう状態でなく、一年中、生物に
適度な温度や湿気が保たれるなら
それがベストですけどね‥」

「そういえばそうですね」

気候が一定しているほうが
対応はしやすいですよ。
それだけを考えていればいいんですから。
でもいくら一定でも厳しいものは厳しい


「人は環境に対応する能力はあるんですね」

「ええ、ですから乾燥地帯に暮らす人が
湿気の多いエリアにいくのは
ひどくつらいでしょうね」

「自分の暮らしているエリアの気候に
対応していくことが大事なんですね。
日本の場合も四季に応じた対応を
していくしかないんですね」

「日本の場合、暑い夏から寒い冬に
移行する間に快適な秋があります。
そこで夏にたまった疲れをとるんです


「夏の疲れをとるインターバルのために
さわやかな秋があるんですね。
夏に背負った借金を返しておくべき
時期ということですね」

ゆっくり休んで栄養を摂る。
そして厳しい冬に備えるときなんですよ。
“食欲の秋”というのは、
そういう意味も込められているんです


「たっぷり栄養を摂れ、と。
“春眠暁を覚えず”なんていうのも
関係がありそうですね」

ゆっくり休む時期、
たっぷり栄養を摂る時期‥。
それをカラダがわかっているから
自然にそういう状態になるんです


「栄養を摂るのはなんとなくわかりますが
ゆっくり休むとは
具体的にどうするといいんでしょう?」

Tさんの質問は大切なこと。
これまでも折に触れ説明はしてきたが
秋も深まってきたこの時期、
今一度、確認しておくのもいいだろう。

次回からそのへんの話を続けていくつもり。
おつき合いのほどよろしくお願いします。




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2007年10月05日

とても大事な臓器=胃腸の話〜その6

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


カラダのメンテナンスに訪れる患者・Tさんとの
胃腸に関する四方山話も今回で最後。

先生、とくに体質的に胃腸の弱い人が
どうしたら元気になれるのかを
もう一度、最後に聞かせてくださいよ


「いくつか途中でも話しましたが、
体質は持って生まれたものだから
そうそう変化させることは難しい。
だとしたら、いかに元気になるかより
いかに負担をかけないかを
意識してみてください


「食物に関してはわかりました。
あとはメンタル的部分ですかね。
食欲って心配事があると
あっという間にうせていきますものね


やはりものごとに執着しない。
ものごとを素直に受け入れることです


「物事悪く取れば悪く取れますし
よくとればよくとれる。考え方ひとつですね」

「たとえば胃腸が痛い。そのときにガンに
なったらどうしようと思ったらもう弱りますね」

「この胃痛がガンでそれで死んでも、
それが運命だと素直に受け入れろと‥」

「そこまで悟らなくてもいいですよ。
でも胃腸が痛いのは休めという
カラダの悲鳴であり合図である。
その合図に気づいてよかった、と
素直に前向きに考えればいいんです


「最近は食事のことも見直されてきましたね」

「人の嗜好というものはそうそう変えられない。
だからこそ育ち盛りの子供の頃の
食生活はほんとうに大事になるんです」

「その大事なときに、小遣いだけ渡されて
お菓子ばかり食べていたり
ジャンクフードばかり食べて育ったら
大人になってバランスのいい食事とかいっても
そんなもの受け入れにくいですよね」

「無理ですね。嗜好は子供時代につくられる。
食の安全以前に、子供たちの正しい食事のほうが
よほど問題かもしれませんよ


「もともとの体質が丈夫な子だって
そんな食べ方をしていたら
ダメージを受け弱りそうですね」

「元気がなくなれば集中力が失われますから
学力だってつかなくなってしまいます」

「胃腸が大事な臓器だという話が
どこまでもつながってくる気がします。
食育、子供の食生活はとくに大事にしたいですね

いい食事は家族の手間がかかることが多い。
それだけに安直な食生活にあっという間に
淘汰されやすいともいえる。
今回の話を読んでTさんのように
感じ取ってくれれば嬉しく思う。

長い間お付き合いいただき
ありがとうございました。



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2007年09月28日

とても大事な臓器=胃腸の話〜その5

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


カラダのメンテナンスに訪れる患者・Tさんとの
いつもの四方山話=胃腸の話が
人間の欲望の話になった。

「しかし、先生、いずれにしても食生活
変化してしまいましたね。
人類が誕生してからの個体の変化は
それほど大きなものはないのに、
口に入るもの、つまり食物の種類は
膨大なものに増えているんでしょうね


そこがある意味、文明の進歩の
弊害ともいえます


「他の動物のように、ひとつの食物だけを
口にすることを基本とするようには
暮らしていけないんですね」

手に届く範囲のもの、
暮らしている環境にあったものだけ
食べるようにしていればまだマシなんです


「胃腸の弱い人ほどそれを意識するんですか」

「まあ、地場のものばかり、旬のものばかり
口にするようにしたら
かなりお金も手間もかかります」

胃腸の弱い人が考えるべきことは
なんなのでしょうね、
先生」

カラダにいいものというより
胃腸に負担の少ないものを食べなさい。
これが胃腸の弱い人へのお勧めですね


「具体的にはどのようなものを
食べればいいんですか?」

生よりも食材に火を通すことですね

「肉も生より焼くんですね。生野菜も胃腸には
負担がかかると聞いたことがあります」

「肉を加熱するにしてもバターで焼くより
蒸したりゆでたりして
肉の脂分が抜けているほうが負担は少ないです

「ちょっと話はそれますがライオン
草食動物の内臓しか食べないと聞きましたが?」

「あれはそうすることで草食動物の持っている
草からしか得られない植物性の必要物を
摂取しているんです。内臓にはそれが含まれる」

「いわばいちばんいいところを
食べているんですね。
いちばん強いからあたりまえといえば
あたりまえですし、強くあるために
いちばんいいところが必要だと」

胃腸の話、食物の話をあれこれと続けている。

こうした話を知識として覚えていると
これから最後に話す現状への
対処の仕方が少しはわかりやすいかもしれない。

あと1回だけ、最後に大事な話をさせてください。




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タグ:胃腸と食事
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2007年09月21日

とても大事な臓器=胃腸の話〜その4

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


カラダのメンテナンスに訪れる患者・Tさんとの
いつもの四方山話=胃腸の話も
だんだんと人間の本質的な話になっている。

「自然界の生き物は、自分に必要な
一定のものだけを口にするんですね。
先生、それってごくシンプルですね」

本来、食は生にまっすぐつながる
シンプルなものであるべきなんです


「それなのに、人間は毎日献立を
変えることを欲してしまいます」

「人間は欲望の強い生物です。
その欲望ゆえに雑食度が高まっていく

「それでも昔の人は、
せめてその土地に根付いていたものを
食物としてきたように思えますね」

山に暮らす人は山のものを、
海に暮らす人は海のものを食する。
環境と食は密接に連携していました


「地元で取れるものだけを食する。
せめてそれくらいシンプルだったら
難しいことにならなかったんですね」

欲望が人間の存在を複雑化しました

「複雑化したからそのぶん
壊れやすくなったんですね。
もっと美味しいものを食べたいと
あれこれごちゃまぜに複雑にした」

「日本人の生活にない動物性たんぱく質中心の
欧米型の食事が入ってきていますが
日本人の体質はそういうものを
摂るようにはできていないんです」

「肉を食べるのは狩猟民族に任せて
日本人のような農耕民族は
草を中心に食べていればよかったんですね」

こうして欲望に負けた結果
負担をかけて体質が弱ってしまえば
その体質は親から子に受け継がれる。


高機能だけど弱い胃腸の持ち主は
どんどん弱っていくことになる。

そんな話をもう少し続けさせてください。




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2007年09月13日

とても大事な臓器=胃腸の話〜その3

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


カラダのメンテナンスに訪れる患者・Tさんとの
いつもの四方山話。胃腸の話が続いている。

「先生、よく長寿の土地には
胃腸にいいものがあって
それを食べる習慣が
健康を支えていると聞きますが‥」

胃腸がもともと弱い人が
ただ単にそれを真似して摂っても
効果があるとは限りませんよ


「健康にいい食べ物でもですか?」

自然界には、基本的には健康にいい食物
悪い食物という考え方はあまりないんです。

食べてもいい食物があるだけ」

「人間だけの特徴ですか。
そのへんが先生が前回最後にいった
人間が胃腸に負担のかかりやすい
食生活を選択してしまっているという話と
関連がありそうですね」

こんなに何でも食べるのは
自然界では人間だけなんです


「そうですね。ゾウやキリンが
肉を食べるとは聞いてないです」

「肉を食べないどころか
食べる草の種類まで決まってます」

「そうか。食べるものが一種類なら
胃腸はそれだけに対応すればすみますね」

人間だけがこんなに何でも食べます。
それだけ何でも食べるということは
胃腸も高機能でないとならない


「でも高機能なものほど壊れやすい。
複雑になりますものね。
これは機械と同じですね」

ペットのことを考えてみてください。
毎日、決まったペットフードを与えてませんか?」

「ええそうですね」

「でもペットはあれで大丈夫なんです。
毎日違うものを食べたい。
昨日と同じものを食べたいなんてごねない。
それが自然界のシンプルな食生活に
近いから大丈夫なんです」

人間だけがあれも食べたい、これも食べたいと
様々なものを口にする。

本来のあるべき食生活の姿を
変えてしまったことで
より大きな負担を胃腸に強いている。


そんな話をもう少し続けさせてください。



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2007年09月05日

とても大事な臓器=胃腸の話〜その2

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


カラダのメンテナンスに訪れる患者・Tさんとの
いつもの四方山話。今回は胃腸がテーマだ。

「先生、より健やかに暮らすために
胃腸が大事なんですね。
では、もう少しあれこれ教えてくださいよ」

内臓の中で、いちばん酷使されるのが胃腸です。ダイレクトに固形物が行き来しますからね。
それだけにそこが丈夫でないと元気が出ない」

「そういえば、元気なお年寄りは
よく食べますよね」

「よく食べるけど太ってはいませんよ。
それだけ代謝がいいんです」

「見た目にも元気そうですよね」

「声が大きかったり、よく笑ったり
表情が豊かだったりするのが
元気な人の特徴ですね」

「おおらかな人が多い感じです」

体質は持って生まれたものですから
基本的には変えようがないんですが、

人間には育った環境も影響しますから
いい環境で育てば、そこに順応することで
いい方向に変わったりもします


「それなら少し安心しますね」

もともと胃腸の弱い人は
自然体で暮らせるかどうかですね


「自分の人生を素直に受け入れる」

「元気が出ない、食欲がないという人は
常に自分に対して不信感がありますね」

「ついつい後ろ向きに考えてしまうんですね」

対処法として気の持ちようを意識すること。
それは大事だが、人間特有の食生活による
胃腸への負担が健康とは大いに関係する。

そもそも人間は胃腸に負担のかかりやすい
生活を選択してしまっている。

そのへんのことを理解すると
気の持ちようも安定してくるかもしれない。

もう少しこの話を続けさせてもらいます。



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2007年08月28日

とても大事な臓器=胃腸の話〜その1

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


「今年の夏は猛暑というより、酷暑ですよね。
この前、終わった甲子園も暑そうでしたよね」

定期的にカラダのメンテナンスに訪れてくる
40代男性の患者・Tさんが話し出した。

こういう暑さの中でも、はつらつと動き回れて
元気な人というのはどういう人ですか
、先生?」

基本は体質ですね。急激な気候の変化に
うまく順応する人とできない人がいるんです


「カラダが強いということですか?」

「体力だけでなくメンタルの部分も
いい状態が保てるようでないとダメですね。
気持ちが負けたらカラダが動かなくなります」

「甲子園であれだけ活躍できるのは
心身ともに順応できる選手なんですね。
先ほど先生は体質といいましたが
どんな特徴のある人が順応できるんですか?」

これだけ暑くても元気な人にいえるのは
胃腸が丈夫だということですね


「胃腸が基本ですか」

胃腸が強ければ、回復力もあります。
肉体的に体力もある人といえます


「以前、先生に胃腸はメンタルと
密接に関連する臓器とうかがいました。
胃腸が強い人はメンタルも強いんですね」

ええ、元気な人は胃腸が丈夫です。
天候とか環境に左右されにくく
食欲も落ちないし、よく眠れるんです


「よく食べられて、よく眠れる人は
確かに元気なんでしょうね。
私などこの酷暑でさすがに食欲が落ちました」

生きるためのエネルギーは食物から摂ります。
消化、吸収、排泄といった基本的行為が
きちんとできているかどうかが大事なんです


「胃腸は大事なんですね、先生。
もう少し詳しく胃腸の話をしてくださいよ」

暑さの話から胃腸の話になった。

胃腸が強い、弱いは基本的な体質と
密接に関連するから
弱く生まれてしまったら、
もうどうしようもないかといえば
そんなことはない。

胃腸というものを知り
自分の状態に対処することで
いま以上に健康な生活を
手にすることはできるものだ。

そのためにも、もう少し胃腸の話を
続けさせてください。




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2007年05月31日

言い伝えには意味がある〜その2

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。

『せめて声で伝えることを大事に』


患者さんと昔からいわれていること、
言い伝えられていることには
必ず意味があるという話をしている。

「先生、やはり年長者からいわれることは
大切にしないといけないですね」

人間は知恵を子孫に伝えていかないと
生き延びていけない生物なんですよ


「他の動物に備わっているような
本能がすっかり薄れてしまっているから
なんでしょうかね」

「人間は便利さを求め
文明を発達させてきたことで
自然から離れ本能を退化させました」

「そうすると伝えるための手段として
また文明を発展させないといけない。
かなり悪循環な感じがしますね」

「ええ、まず伝承のために
言葉を発明しました


「語り継がれる言い伝えですね。
でも言葉は忘れてしまうし
わざわざ話す手間もかかりますね」

それで書き留めるために
文字と紙が必要になったんです


それが素晴らしい発明だったんですね

「でも、すごい発明なんですけど
その発明がすごければすごいほど
その代償として失うものが生じるのが
世の中というものなんですよ


「そうか紙が必要になったから
どんどん木を伐採した結果が
今の地球温暖化なんでしょうかね。
確かに便利さを求める電化とか
パソコンとかすべてが代償として
環境破壊とつながっている気がします」

「言葉に話を戻しても
コミュニケーションの手段としては
本当はもっと直接の会話で伝えることを
増やすようにしたいところなんです」

「伝言メモにしたり
メールにしたりせずにですね」

言葉で伝えることを増やしていくと
もっともっと争いごとも減ってきます


「そうですね。コミュニケーションが
トラブル回避のための一番大切な
ツールですものね」

「たとえば○○講座といったものも
テレビよりもラジオのほうが
よほど勉強の役に立ったりします」

「ああ、一生懸命聞きますものね」

「コミュニケーション能力も
状況判断力も想像力も
みな鍛えられますからね」

「そうしたいろいろな能力の
バランスが崩れてきているんでしょうね」

便利さを追求するために
文明を発達させることを
否定するわけではないが
そのぶんだけ代償を払うという
自覚をもっていたほうがいい。

そんなことを患者さんにも伝えたつもり。
うまくコミュニケーションが
とれただろうか──。



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2006年12月22日

人づき合いが苦手な人〜その4

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


人づき合いの苦手な人というテーマで
患者さんとしばらく話をしている。

「わかりました。人づき合いが苦手な人は
子供のころの親とのコミュニケーションに
端を発して、その後も他者との
コミュニケーションで素直に
自分を出せずにストレス
感じてきているんですね、先生」

「もちろんそれだけが原因と
一概には決めつけられませんが
そういうことも要因に
なりうるということです」

「はい、わかりました。
ありがとうございました」

「でも、話はこれで終わりではないですよ」

「はあ?」

「人づき合いが下手と感じている人の
立場を想定してみましょうよ」

「その人の立場ですか?」

私だったら、人づき合いが
うまいとか下手だとか
深く考えないほうがいいですよと
声をかけてあげたいですね


「考えなくていい?」

「ええ、だってあなたはもうすでに
存在しているんですから
あなたなりに生きていくしかないんです


「だったらいいも悪いもないと」

「ええ、自然体で自分のあるがままを
素直に受け入れていけばいいんです。
人とうまく話せないんだったら
無理して話さなければいいんですよ


「人づき合いの下手さを
悩むことはないんですね」

本当に必要なことだったら
自然に話しますよ。
話せないと感じることは
話す必要がないからなんです。

根っこはそういうもの。
そう考えるのが自然でしょう」

「そういえばそうですよね」

「何かを決めなければならない
会議でなかなかアイデアが
出ないときもあるでしょう?」

「ええ、うちの会社でもよくあります」

「何か出てこないなら
無理に出さなくていいんじゃないですか。
無理にその問題にとどまっていない」

「別の視点がないか
考えたりすることですね」

「ええ、そこで考え直すのは
カラダにとって心地よい
ストレスになるはずです。
前向きの方向に進むときに
かかるストレスでしたら
カラダのダメージはないんです


「なるほどな。
人づき合いが下手だったら
そういう自分でいいじゃないか。
そういう自分を素直に
受け入れていけばいいんですね」

あるがままの自分を素直に受け入れることが
健やかな生活には欠かせない。
そこをきちんと理解したうえで
自分に余裕があって
自分を変えたら楽しそうだなと思えるなら
その楽しみを見つけるために
あれこれと考えてみる。

そのときに感じるストレスは
心地よいものであり
健やかな生活の邪魔をするものではない。

難しく考えなくていいから
そういう雰囲気を感じ取ってもらえたら
今回の話も、それでよかったと思う。

長い間、お付き合いただき
ありがとうございました。



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2006年12月12日

人づき合いが苦手な人〜その3

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


人づき合いが苦手な人の場合、
子供のころの親とのコミュニケーションが
その苦手さを生む要因のひとつに
なっていることが多いという話が続いている。

「子供の相談を頭ごなしに
ダメだからダメだという
コミュニケーションを
私たち大人も
反省しないといけないということですね、先生」

「なんでいけないんだ? が
解消されないまま禁止を強制する。
それで子供が親の目を
ごまかすようになる」

ストレートに伝え合わずに
あれこれ言葉をこねくり回す
関係はつらそうですね」

「大人同士でも同じですよ。
いくつも言葉を並べて
それで伝わらなかったときの
ストレスはかなり大きいですよ」

「よくわかりますね」

コミュニケーション上手は
あまり言葉を選びませんよ。

本当に思っていることを
その場に合ったように
発しているだけ」

「コミュニケーションが
うまくとれなそうだから
言葉でごまかそうとするんですかね」

「必要なときに必要なことを
必要な言葉で話せばいいんです」


「難しく思えてきちゃったなぁ」

「そういったことが子供のころの
親との言葉のキャッチボールを通して
自然と頃合を訓練し
身に着けてくるのが自然なんですけどね」

「慣れるわけですね」

「人生って慣れていくしかないんです。
それをはしょればはしょるほど
人生が下手になっていく」


「場数を踏まなければ
キャッチボールもできないんですね。
後天的に学ぶことの多いのが
人間ですからね」

「話を元に戻せば
子供とのコミュニケーションで
親がきちんと役目を果たすことなんです」

「そういう親に育てられていれば
人づき合いの下手な人間だと
悩むようなことにならないで済むんですね」

患者さんも納得したような表情になった。
でも、ここでこの話は終わりではない。

もう一回だけ、話を続けさせてください。



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2006年12月05日

人づき合いが苦手な人〜その2

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


患者さんと人づき合いの
苦手な人についての
話が続いている。

「先生、人づき合いが苦手になってしまう
要因のひとつに子供のころの
コミュニケーションの問題があるんですよね」

「子供のころに親との間で
どのようなコミュニケーションを
とってきたかどうかですね」

「うちは会話はあると思うんですけど‥」

「どのような会話かですよね。
子供が親のほうに寄っていったときに
誠実に対応してくれたかどうか。
守ってくれたかどうか


「具体的にはどのようなケースなんです?」

「たとえば子供が携帯電話
買って欲しいといってきたとします。
親は携帯が悪への入口になると思う。
子供の世界では持っていないほうが
おかしいという状況がある」

「はい、とてもわかりやすい状況です。
親の判断ではまだ早いと思うんです」

「それに対して子供は
皆が持っているのになんで? 
と考えます。そのときに
親が子に対してどのように
コミュニケーションしていくか」

「ダメだからダメだ、と
ついつい、いってしまいそうです」

「親の判断を子供に強制する。
あれもダメ、これもダメと
同じようなケースはすべて
そのような対応をとりがちです」

「そ、そうですね」

あれもダメ、これもダメといわれると
子供心にどうやって親の目を
ごまかすかのほうに走るんです。

すべて親に知られないように
はかりごとをしていくようになる。
そこに最初の親の対応が
関係してくるんです」

「耳が痛いです」

「皆が持っているが、
自分の家ではどうするか。
きちんとしたルールを作ればいいんです」

「頭ごなしにダメと
決め付けるのではなく、ということですね」

「その家、その家のルールを
きちんと話し合って作ればいいんです。
その結果、まだ与えないことになってもいい。
子供の“なんで?”が解消されないまま
禁止だけ強制するのがいけないんです


「そういう場面、多いですね」

患者さんも考え込む顔つきになった。

もう少しこの話を続けさせてください。



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2006年11月27日

人づき合いが苦手な人〜その1

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


「先生、うちのスタッフなんですけど
人とのコミュニケーションが
本当に下手だなぁと感じる人間がいるんですよ」

今日の患者さんは管理職の課長さん。
営業部門だけにコミュニケーションの苦手な
スタッフのことが気になるようだ。

「問い合わせの電話に出れば
相手を怒らせる確率が高いし
本人が伝えたつもりになっていることが
他のスタッフには違った中身で
解釈されている。
そんなことが多いんです」

「それは本人もつらいですね」

「もともと人づき合いが
苦手だったっていうんです。
先生、人づき合いが苦手って
どういう感じなんでしょう?」

「もちろん、原因や症状は
様々なものがあると思いますが
一般的にいって人づき合いの苦手な人は
相手と接しているときの
緊張が強いですよね


「緊張ですか?」

自分をよく見せたい、
相手に嫌われたくない、
こんなこと言ったら嫌われる‥。
そんな自分の中での葛藤が
緊張、つまりストレスとなって
態度に影響していくんです


「つらそうですね」

「見方によっては
純粋でシャイな人なんですけど、
ひとつのことを伝えるのに
どう話したらいいかとめどなく
考えてしまうようですよ。
ひどいときは考えているうちに
言葉が出なくなってしまう」

「言葉が出なかったら
コミュニケーション以前の問題ですね。
自分の中で話が悪いほうに
ふくらんでいってしまうんですかね」

「すべて拒否されると思うから
自分のほうでも拒否する」

「他人によく思われたいという気持ちは
誰でも持っているものじゃないんですか?」

そうですよ。でもその他人に
よく思われたいという意識に
どう対処するかに個人差があるんです


「どこで、そんな個人差が
生まれてしまうんでしょう?」

一概にはいえませんが
大きな要因に子供の頃の
コミュニケーションが挙げられます


「子供の頃ですか。
私もまだ小学生の子供がいます。
とても興味ありますね」

患者さんの琴線に触れるネタに
なってきたようだ。

もう少し、この話を続けさせてください。


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2006年11月01日

好きなことで疲れる? 〜その2

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


好きなゴルフなのに
最近は18ホール持たなくなってきた──
そんな患者さんの話を聞いている。

「18ホール持たなくなったと感じて
後半になると疲れてショットが乱れるのは
ゴルフを楽しめていないからなんですか、先生」

「夢中になれない気がするとも
言ってましたよね。
一所懸命にもなれないと」

「ええ。そんな感じがします」

「一所懸命、何かをするには
楽しくなければできないんですよ。
イヤイヤやっているのに
一所懸命こなすことができるほど
人間は器用ではないんです
よ」

「仕事がイヤなのに
一所懸命やっているフリをしたって
絶対ばれますものね」

「あと、人間は同じ思いを
ずっと持ち続けるのが
下手な生き物でもあるんですよ


「それはどういうことですか?」

「たとえば犬だったら
自分にとって飼い主が味方と判断したら
もうこれは一生、その気持ちを変えません」

「ずっと味方で裏切らないんですね」

「でも、人間は同じ思いを
ずっと継続するのが難しい。
そういう種類の動物なんです」

「確かにゴルフをしていても
あまりいいことが続くと
自分で勝手に疑心暗鬼になっていきます」

出だしでナイスショットをしたら
それをずっと信じて続けていけばいいのに
途中でこんなことが続くんだろうかと
疑いを持ってしまうんです。
それで1打ごとに一喜一憂する


「一喜一憂するから
夢中になれないし楽しめない」

「そうなんですよ。
1打の結果は結果。
それは素直に受け入れて
ゴルフをしていることを楽しめばいい


「1球1球がゴルフではないですものね」

「1球1球にこだわるなら
むしろ練習場に行けばいいんです」

「練習場は球を打ったら
それでプレーが切れますからね。
でもコースでは次の場所で
次のショットをしないとならない」

「だからショットの結果は
素直に自然体で受け入れればいいんです」

「とにかくゴルフプレーをしている。
それを楽しめばいいんですね」

人間、楽しいと感じたときに
カラダが最高のパフォーマンス
見せてくれるんですよ


「わかりました。
自分がゴルフを好きだったことを
どこかに忘れて仕事でやらされているような
気持ちになってしまっていたんですね。
ゴルフはゴルフなのに」

好きなはずのことでも
ふとしたはずみで疑心暗鬼になって不安になる。
すると楽しみが薄れていくから
カラダも素直に動かない。


ココロとカラダで自然に生きないと
本当に人生は疲れてしまう。


そんなことを感じ取ってもらえればありがたい。

長くなりました。どうもありがとうございました。


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2006年10月24日

好きなことで疲れる? 〜その1

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


「先生、最近、ゴルフで18番ホールまで
体力が持たないんですよ。
途中で疲れを感じて
ショットもどんどん乱れるんですよ。
年齢のせいですかね」

定期的にカラダのメンテナンスに
通ってきている患者さんが話し始めた。

男の患者さんで40代後半。
4年ほど前に職種が変わり
ゴルフに行く回数が減ったとは
聞いていたが、カラダを見ている限りでは
それほど年齢的な衰えが
急に来ている感じではない。

「それはゴルフを楽しめているかどうかが
ポイントになりますね」


私も最近でこそ忙しくて
クラブを握る暇もないのだが
もともとゴルフ好き。
その患者さんともゴルフ談義に
しばし花が咲いたものだから
こんな話になる。

「楽しめているかどうかですか?
先生にそう改めて問われると
ゴルフが好きなことに変わりはないですが、
最近は仲間とのゴルフが減って
仕事関連のゴルフだけが残った感じでしたね」

「何かをやっているときに
それが楽しめているんだったら
あっという間に時間は過ぎますよ」


「それはそうですね。
苦手な授業は時計がなかなか進まず
得意で楽しい授業は
時間が短く感じました」

「自分が不快感を覚えていると
1ホールが1.5ホールくらいに
感じてしまうんですよ」

「18ホール持たないという感じは
時間を長く感じているからなんですか」

「これまで何回も説明したとおり
ココロとカラダは密接に連動していますから
ココロが楽しくなければ
自然に足取りも重くなるんですよ


「そういえば、ゴルフに夢中になっている感じ、
一所懸命、熱中している感じが
あまりなくなってきていたんですよね」

患者さんの嘆きは続いている。
人は日々、いろいろなことで悩むもの。
この患者さんのテーマはゴルフだが
違うことに関しても通じる話ではある。

次回もこの話をもう少し続けさせてください。



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2006年10月03日

健康診断は必要か? 〜その5

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


病気を治したいという気持ちに
素直に自然体で向き合うことの
大切さを患者さんと話している。

先生のお話どおり
自然体でないといろいろなところに
歪みが生じそうですね

納得いく治療法にも出合えない」

途中の過程で
あきらめや妥協といったものが
入り込むといい出合いに至らないんです


「それどころか逆に変なものと出合って
それを勧められて
そこから話がどんどん逸れていって
しまいそうですよね」

「本来、道を逸れたら気づくはずなのに
それが気づかなくなってしまうんです」

「納得いかないはずのものに
納得してしまったり‥。
それもこれも素直な自然体でない
ふるまいが関係するんですね」

「たとえば、漢方薬で
効果があるものが
毎日8時間ずつ煎じないと
ならないものだとするじゃないですか。
それでもそれがわが子の病には
よくきくとする。
そんなこと大変でできないと思う部分と
病気であるつらさを
ハカリにかけてみてください。
病気のほうがよほどつらいはずです


「親の純粋な気持ちはそうでしょう。
先ほどの先生の言葉にあるとおり
治したいという気持ちに素直に
自然体でしたがえば8時間もつらくない


「どうしたいのか。
治したいのか、治したくないのか。
その2つに1つであって
中途半端はありえないんですよ」

「病気に限らずすべてに
通じる考え方のような気がします」

「自分の気持ちに対してピュアで
ココロに自然体でしたがえる人、
そうでない人の差は
様々な場面で顔を出します」


「健やかに暮らせるかどうか
そこに差が出そうですね」

「治療の際にできるだけ薬を使わない。
ほとんど原因は本人の中にあると考え、
よく眠る、カラダを休める、
きちんとした食事をとる。
そうしたことで人間本来の持つ
自然治癒力が発揮されるんです」


「それには自分のことをきちんと
知っているかどうかも大事ですね」

「自分を知って、自分を信じて
自分のことをどれだけ
大事にしているか。
大事にしていればきっと気づくことが
あるはずなんです」

「そうした気づきを無理やり押し込めて
我慢を繰り返すことが
多そうですね」

「治すのは自分か医者かと
いうことですよ。
医者は治すのではなく
お手伝いをするだけ。
人間は自分で治すように
できているんです


「だから自分のココロに
素直に自然体で暮らすことが
本当に大事なんですね」

病気を治したいとか、
健やかに暮らしたいとか、
何かを願うときには
そのことを強く思い
その気持ちに素直にしたがって行動する。
そうすれば必ず納得いく出合いが待っている。


そのことの大切さは、これからも何回となく
話していくことになるだろう。

長い間お付き合いいただき、
ありがとうございました。



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2006年09月28日

健康診断は必要か? 〜その4

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


納得のいく医者を見つけるには
自分自身の治したいという
強い気持ちが必要である。

そんな話を患者さんと続けている。

「自分自身で治したいという
強い気持ちがあれば
納得いく治療法か
納得いかない治療法かが
判断できるという話ですよね、先生」

「ええ、自分自身の問題として
突き詰めていく。
本当に治したいと思い
納得いく治療法を探すのが
目的だったら努力できるでしょう」

「でも、納得いかないとはいえ
目の前にいる医者の話に
逆らったりするのは
ちょっと気おくれしますよね」

「何が目的かということですよ。
納得いく治療法を探すのが目的か、
目の前にいる医者にいい人と
思われることが目的か」

「それは治すことですからね」

「治したいと本気で思って
それにしたがって行動すれば
納得いかないときは
次のものを探しに行きますし
最終的には納得いくものに
出合えるはずなんです」


「途中であきらめたり
妥協したりしないということですね。
本気で治したいと考えて行動すれば
自然と納得いく治療にたどりつく。
これも人間本来のもっている
自然治癒力なんでしょうか?」

「ええ、そう考えてもいいでしょうね」

「自分自身のことに限らず
家族のことでもそうでしょうね。
わが子が何か病気にかかって苦しむ。
それで治療法を探して親が奔走する。
治そうという思いが強いほど
完治にいたる確率は高くなりそうです」

そもそも治そうという思いは
それが自然な気持ちのはずですよね。
そのココロに自然に従えばいいんですよ


「今、示されている治療法には
あまり納得していない。
でも、いまさら医者を変えたりするのは
面倒だし、目の前の医者にも悪い。
そんなふうに考えて我慢し妥協するのは
治したいというココロに
自然に向き合っていないですよね」

治したいという気持ちに
自然体で対応する。
それがないといい出合いには
なかなか至りません


「それは納得できますね」

患者さんとの話もいよいよ終盤戦。

もう1回だけ、お付き合いをお願いします。



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2006年09月25日

健康診断は必要か? 〜その3

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


健康診断を受けるべきかどうか
という患者さんの疑問に答える形で
はじめた話から医者へのかかり方
話題が広がっている。

「先生とお話して
健康診断を受けてその数値を元に
単なる対症療法を施されてしまうと
ストレスがかかって
よけいに健やかな生活から遠くなる。
それはよくわかりましたが
それに対する自衛策は
どうしたらいいんでしょう?」

「健康診断を受けるイコール
単なる対症療法を受けるではないことは
まず確認しておきましょう」

「ええ、その数値を元に
きちんとかかりつけの医者と
話ができれば総合的な診断を
受けられますから
適切な対処が可能になるんですよね」

「はい。不幸にして
数値で一律に切られ
全体を診断することなく
単なる対症療法で
薬を投与されそうになったりする。
そんな場合にどうしたらいいのか。
これがあなたの疑問ですよね」

「はい、そうです」

「その場合の自衛策は
納得いくような説明をしてくれる
病院を探すことに尽きます」


「かなりシンプルですね」

「自分のカラダの状態を
きちんとトータルで判断し
必要とあらば対処法を
ていねいに説明してくれる」

「そんな医者を見つけなさいと。
健康診断の数値への対応に限らず
何か自覚症状のある病気に
対処するときにも
通じる話のようですね」

「納得いく医者を探すのですが
それには本人に本当に治したい
気持ちがあることが前提となります」


「治したいという強い気持ちですか」

「それがあれば相手の説明に対して
納得いくか、いかないかは
自ずと判断がつきます。
それはきちんと感じ取れるものなんです

妥協はしないということですね

「自分のカラダのことではないですか。
それを納得いかないまま
薬が投与されたが
それで仕方ないと
甘んじて受け入れてもダメでしょう」

治すという気持ちが強ければ
なんとなく納得いかないまま
投与された薬を飲むなんて
できない話ですよね


患者さんにもだんだん理解して
もらってきているようだ。

この話をもう少し続けさせて
もらいたいと思っています。



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2006年09月14日

健康診断は必要か? 〜その2

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


カラダのメンテナンスに定期的に
通ってくる患者さんに
「健康診断は必要か?」と問われて
話は進んでいる。

「会社の健康診断を受診して
その数字をかかりつけの医者に
診てもらえるような状況にあれば
その数字は意味を持つでしょう」

「ただ、一律の基準で数字で切られて
それで心配のタネを増やすことはないと
いうことですね、先生」

「たとえば血圧ひとつとっても
正常な状態でも
何か急に心配になると
スッと上がってしまうことがあります。
そのまま推移した結果による高血圧でも
血管がつまりぎみで
血流が妨げられた結果の
高血圧でも検査結果の数値は
同じになります」

「それで、一律の治療が
行われてしまうことにもなりかねない」

「数値だけで結果の背景を見ずに
適当なことを言われるだけだと
それが第二、第三のストレスとなります」


第二、第三、ですか?
それは具体的にどんな場合ですか


「健康診断でドキドキしてストレスがかかる。
言われた診断結果の数値でストレスがかかる。
そしてその説明が納得いかず
要因として受け入れられないようなことを
聞かされてストレスがかかる。
このような構図はわりと多いですよ」

「人間のカラダはかなり複雑ですものね。
部分部分だけをとらえて
ロボットみたいに交換すれば
いいというものではないんですね」

「数値だけ、結果だけ、部分だけ、
そこにいってしまうことに
対症療法の限界があるんですよ」


「カバーしきれないんですね。
無理がどこかにある」

「健康診断に限らず
何か症状を訴えるたびに
薬が増えるという話もあるではないですか」

「ええ、聞いたことがあります」

でも、真の原因には至っていませんから
同じ症状が繰り返し起こります。
なんでもないところで
どんどんバランスが崩れてくるんです


「では、対症療法に惑わされず
自分の病気を本当に治していくには
いったいどうすればいいんですか?」

患者さんの疑問ももっともだ。
そこで、それに対する
私の考え方をお話しすることにした。

もう少し、お付き合いください。



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2006年09月08日

健康診断は必要か? 〜その1

こんにちは。
足裏健康研究所主宰 安東春樹です。


日ごろからメンテナンスに
通ってくる患者さんと
いつものように健康談義になった。

「先生、今度、会社で健康診断があるんです。
受けたほうがいいんでしょうかね」

「基本的には検査を受ける本人の
カラダとか病気に対する
考え方次第ですね」

「それはどういうことですか?」

「本人が自分のカラダの特徴を
きちんと把握しているかどうか。
あるいはそういうことを知っている
日常的なかかりつけの医者がいて
子供の頃からの体質、育ち方、
さらには食生活まで把握しているような
そんな医者が検査をしてくれるなら
十分、効果はあるでしょう」

「会社の健康診断ですから
当然、見知らぬ医者が相手ですよね」

「さっきいったような
かかりつけの医者がいて
検査結果を見てもらえて
様々な判断を下して
もらえるならいいのですが、
まず数字に一喜一憂して
不安感ばかり増していくと
それだけで健やかな生活とは
遠くなっていきます」

「情報化社会ですから
病気に関して
けっこう専門的なことまで
素人でも調べられそうですしね」

「そうして健康診断の数値、
結果に過度に反応してしまうのが
怖いんです」


「ネットなどで得られる情報は
やはり一般的なものでしょうから
おおよその目安に過ぎない。
でも、数値で一律に切られてしまう」

「たとえば検査結果で血圧が高いと出る。
再検査をしても数値が変わらない。
それで数値をもとに薬投与の判断を
してしまったとします。
すると薬が人間本来の持っている
自然治癒力をスポイルして
回復力が発揮できなくなってしまう
んです」

「なにか一過性の理由で
血圧が高かったかもしれない。
できるだけ自分の力で
治すほうを選択すべきなんですね」

「検査の数値だけでなく
日ごろの生活の中まで
視野を広げられるなら
間違った判断を防げるんです」


「だからかかりつけの医者に診てもらえと」

「そうすれば薬の濫用は防げますよ。
先天的なものでなければ
そうした症状はその人の日常生活の中に
原因がひそんでいます」

サラリーマンなら会社内の立場とか
ストレスのかかり具合とかですね」

「そこまで今の検査で
とらえられるのでしょうか。
それなしで数値の結果に対応して
薬などの対症療法に走るのだったら
健康診断がマイナスに作用してしまいます」

「よほど何か調べたいという
自覚症状がないんだったら
受けないほうがよさそうですね」

ちょうど、時期的に
会社での健康診断を
受診する人も多いだろう。

もう少し、この話を続けさせてください。



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2006年02月27日

ホントに大事な筋肉の話〜エピローグ

健全な生活に欠かせない、健全な心。

それを支える健全な肉体。

その元となる筋肉のスムーズさ、柔軟性。

それを保つためのストレッチの重要性──。

いろいろ話してきました。


数えたら、今回で9回目でした。

本当に長い間お付き合いいただき感謝しています。

ストレッチの重要性を理解していただいたら
日常生活の中でもちょっとしたときに、背伸びをしたりしてみてください。

その“ちょっと”がずいぶん違います。

ただ、こうしたことを
自分の中できちんとイメージを理解して行うのと
何もイメージなく行うのでは、効果が全然違います。


理解していない場合、効果は半減するでしょう。

そこに見えるのは心も肉体と
同じくらい重要
だということです。

相互に作用しあっていますから
どちらが大事ということではない。

「ココロ五分カラダ五分」

その意味をこめて
「ココロは天然、カラダは自然」
タイトルをつけました。

どちらもナチュラルな状態であること
それが健康の秘訣なのです。


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